年末に近くなると、大掃除やらなきゃ!って気が重くなりますよね。
ハウスクリーニングのプロに頼もうにも、12月に入ってからだと良い業者はすでに予約はとれません。
だからこそ、11月から早めに予約をいれておくのがおすすめです。
この記事では、よいハウスクリーニング業者の見極め方をお伝えしたいと思います。
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ハウスクリーニング業者の種類
ハウスクリーニング業者の種類??って疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、ハウスクリーニング業者にも種類があるのです。
どんな種類があるのか見ていきましょう。
家事代行サービス
普段自分がやっている家事を代行してくれるサービスです。
リュックなどに入る最小限のお掃除道具は持参してくれるようですが、
基本的には家の中にある掃除用具を使用して作業します。
料金体系は、ほとんどが時間制で、1時間2000円~3500円程度です。
料金の他に、交通費1000円程度かかることが多いようです。
どんな人に向いているの?
- 妊娠で普段の家事ができないとき。
- 裕福で、普段の家事をアウトソーシングしたい人。
- 不在でもカギを預けて掃除してもらいたい人、
- 掃除以外にも洗濯や買い物や洗濯をやってもらいたい人
在宅専門ハウスクリーニング
ディープな汚れも落としてくれる掃除のプロ。
道具や洗剤などは、特殊なものを使用するので、すべて持参したものを使う。
換気扇・風呂・トイレ・洗面所など水回りのお掃除セットなどがある。
尿石・カルキ汚れ・浴槽のウラ・換気扇のファンの中など普段できない汚れにも対応してくれる。
時間制・作業箇所制などいろいろな料金プランがある。
どんな人に向いているの?
- 年末の大掃除を頼みたい。
- 換気扇を分解して掃除してもらいたい。
- お風呂の浴槽の下の掃除をしてもらいたい。
- 鏡にウロコのような汚れをきれいにしてもらいたい。
- トイレの尿石を除去してほしい。
- 普段できない頑固な汚れをきれいにしてほしい。
- 女性にはできない力のいる掃除や高い所の掃除をしてほしい。
空室専門ハウスクリーニング
マンションやアパートの退去の時に掃除をしてもらう業者。
不動産会社やリフォーム会社と太いパイプがあり、一般の家庭からの仕事はあまり受けない。
スピードと技術がすごい。
どんな人に向いているの?
- 不動産会社やリフォーム会社に限定。
便利屋の掃除サービス
便利屋というカテゴリーの中で、ハウスクリーニングもやってくれる。
掃除の技術は、一般の人と変わらない場合がある。
掃除の道具も、ごく一般的な洗剤とブラシなどを使う。
基本的には、掃除には素人。
掃除以外にも、電球の交換、日曜大工、草刈りなど何でもやってもらえる。
どんな人に向いているの?
- 掃除以外にもいろいろ頼みたい人
- 掃除のクオリティーにはこだわらない人
- 掃除をしっかりやってもらいたいなら、基本的にはおすすめできない。
良いハウスクリーニングの業者の条件
料金が明確である
あとから、あれやこれや追加料金となって、結局かなり高くなったりするのは嫌ですよね。
依頼する前にどこまでやってもらえるのか確認するのがおすすめです。
聞き方としては…
「お風呂を掃除してもらいたいのですが、料金内で鏡やエプロンの下などもやってもらえますか?」
「水垢もしっかり落としてもらえますか?」
「キッチンを掃除してもらいたのですが、壁や床の油汚れなども料金内でやってもらえますか?」
「どんな時に追加料金になりますか?」
などと聞けばトラブルもすくないでしょう。
料金が安すぎない
お風呂に漂白剤を撒いて、流して終了!なんて業者もある。
格安の業者にありがちなパターン。
高いと思っても、じつはすべてやってくれて割安だったりする場合もあるので、
しっかりと作業の内容を確認したほうがいいです。
高い業者がすべて良いというわけではありませんが、相場よりかなり安い場合は注意が必要です。
安い料金には必ず裏があります。
ハウスクリーニングの相場
- キッチン 10,000~18,000円(広さによる)
- 換気扇(フードあり)8,000~12,000円
- 換気扇(フードなしプロペラタイプ)5,000~10,000円
- 風呂 10,000~20,000円(広さ・場所による)
- トイレ 5,000~8,000円
- 洗面台 5,000~8,000円
- 時間制 3,500~7,000円/時間
ホームページに作業した前後の写真を載せている
ホームページに作業をした写真を沢山乗せている業者は、技術の自信の表れでもありますので、
かなりお勧めできます。とくに個人店に多いです。
逆に、作業の写真もなく、料金とサービス内容だけの業者はやめておいたほうが賢明です。
お風呂などは、作業後の仕上がりが乾いた状態の写真だと更に良いです。
濡れた状態だと、汚れはわかりづらいので、写真にとる意味がないからです。
ブログなどでしっかりと記事を書いている
ブログで、詳しく洗剤や汚れの解説などしている業者なんかも、かなり技術の高い業者です。
SEO対策なども自分で考えてやっている業者だと思いますので経験も豊富だと思います。
掃除に対して深い知識がないと、ブログで記事は書けません。
ブラシや雑巾などの道具をトイレやキッチンで分けている
これがなかなかできていない業者が多いです。
トイレに使ったブラシで、キッチンを掃除する業者もたくさんいます。
ホームページで、道具を場所別に分けていますとうたっている業者は、お客様目線でかなり好感が持てます。
個人店であれば、顔を出している
自信があるから顔を出しているし、その人が必ず来てくれるという安心感があります。
お客様の声をたくさん掲載している
お客様の声は、ねつ造ができるので、あまりあてにならないのですが、
たくさん掲載しているとなると、真実味があります。
事業賠償責任保険に加入している 重要!
これは、絶対確認してください。保険に入っていない業者には絶対に依頼しないでください。
悪質業者・素人業者・インチキ業者です。
清掃協会などに加入している
清掃協会に入っているから良い業者とは限りませんが、勉強熱心な業者という意味で好感が持てます。
また、清掃協会に入るには、一定の研修を受けなければいけないことが多いので、最低限の知識はみにつけている人がきてくれます。
ハウスクリーニング技能士、ハウスクリーニング士、お掃除マイスター認定講師、などさまざまな認定資格があります。
主な清掃協会
- 一般社団法人日本清掃収納協会
- 一般社団法人日本整理収納協会
- NPO法人日本ハウスクリーニング協会
- 一般社団法人ハウスキーピング協会
- 公益社団法人全国ハウスクリーニング協会
大手企業と個人店のメリット・デメリット
大手だから良い。個人だから良い。そういうことは一概には言えません。
どちらもメリットデメリットがあります。
大手企業のメリット
- 安心感がある。トラブルにもちゃんと対応してくれるかもしれない。
- マニュアルなどがあり、技術が一定。
- 研修などがしっかりあるので、知識がある。
- スタッフが多いので予約が取りやすい。
- ぼったくりの心配がない。
- 複数人で作業してくれるので、早く終わる。
大手企業のデメリット
- そもそも誰が来るかわからないし、選べない。
- アルバイトなのか、下請けなのか、社員なのかよくわからない。
- あれはできない、これはできない、など融通が利かない。
- 作業員に判断する権限がない場合がおおい。
- 値段が高い。
個人店のメリット
- 個人経営の社長がきてくれるので、技術がめちゃくちゃ高い場合がある。
- 広告経費があまりかかってないので、値段が安め。
- 社長がくるので、あれこれサービスでやってくれる。権限がある。
- 知識が豊富で、いろいろ教えてもらえたりする。
- 商売好きな気さくな人が多い。
- 時間延長・追加作業などサービスしてもらえる場合もある。
- ふつうに気が利く。
個人店のデメリット
- スタッフの人数が少ないので、予約が取りづらい。12月の予約は、10月末で終わっていたりする。
- 脱サラしたばかりの人などに当たると、技術や知識が0だったりする。
- 来年頼むときに、廃業している可能性もある。
時間制と作業箇所制のメリット・デメリット
私の個人的な意見では、時間制がおすすめですが、
どちらもメリットデメリットが存在しますので紹介します。
時間制のメリット
- 時間でやってもらえるので、築浅の家の場合やキレイな家の場合、値段がお得になる場合が多い。
- お願いすれば、広く浅くやってもらうことができる。
- メニューにない場所も気軽にやってもらえる。
- 時間なので、早く終わったら、追加で別の場所もお願いできる。
- スポットで蛇口だけとか、トイレの手洗いだけとかお願いできる。
時間制のデメリット
- 希望の箇所をすべてやってもらえるとは限らない。
- 時間になると途中で帰ってしまう可能性がある。
- 頼み方が下手だと、損する場合がある。(待ち時間なども料金に含まれるため)
- 凄く汚れている場合、1か所だけで終わる可能性もある。(20年放置した換気扇など)
- 汚れが残っていても、あとからクレームしても、対応してもらえない。(あくまで時間内で作業)
作業箇所制のメリット
- 作業分はしっかり作業してもらえる。
- 予定している作業は必ず終わる。
- 後からクレームを言えばやり直してもらえる場合がある。
- 作業範囲が明確である。
作業箇所制のデメリット
- 料金内でできない場所が発生する。
- さっとやって、短時間で帰ってしまう可能性がある。(午後に次の仕事が詰まっているときなど)
- 汚れがひどい場合追加料金を請求される場合がある。
- うちの作業範囲はここまでです!とつっぱねられる場合がある。
- 換気扇の横の壁がすごくよごれていても、換気扇の掃除を頼んだ場合、キレイになるのは換気扇だけ。
年末の大掃除をあきらめてみる
年末の大掃除は、デメリットが多いです。なので、1月に頼んでみたり、暖かくなってから頼んでみるのも賢いと思います。
年末の大掃除のデメリット
- 依頼が殺到するので料金が割高になる。(割引が少ない)
- 気温が低いので汚れが落ちづらい。
- 予約が取りづらい。
- 自分が忙しいので、時間が取りづらい。
- 忙しいので、普段より時間をかけてもらえない。
- クレームを言っても年内の対応はしてもらえない。
- 万が一、家財を壊されたときに、修理が年明けになってしまう。
まとめ
ハウスクリーニング業者を依頼するのは、勇気がいることかもしれませんが、
この記事を読んで、参考にしてらえたらうれしいです。