佐藤健 仮面ライダーにはもう出ない?「電王」降板理由と最新映画出演の可能性を調査!

日曜朝のテレビのヒーローと言えば「仮面ライダー」ですね。
その仮面ライダーの主役として俳優の佐藤健さんが演じられていたのはご存知でしょうか。

佐藤健さんが仮面ライダーに出演されていたのは、2007年の『仮面ライダー電王』という作品で、シリーズ本編以降の劇場版3作目を最後に、仮面ライダー作品には出演されていません。

なぜ、佐藤健さんは仮面ライダーに出ないのか。そして2018年の平成ライダーが集結する最新劇場版には出演するのかについて、調査しましたので、お届けいたします。

仮面ライダーは若手俳優の登竜門?

男子であれば一度は見たことがあるであろう「仮面ライダー」は、1971年より開始された石ノ森章太郎原作・東映制作による特撮テレビドラマシリーズで、1971年の初代「仮面ライダー」から2018年9月から開始されている「仮面ライダージオウ」で30作品にも及びます。

佐藤健さんはその中で、第18作品目(平成からは8作品目)となる「仮面ライダー電王」に主人公の野上良太郎を演じています。

佐藤健さん自身にとっては、初の連続テレビドラマ主演となりました。この時の佐藤健さんは18歳で、仮面ライダー主演としては初の平成生まれにもなっています。

この仮面ライダーシリーズの主演は、特に平成以降は若手俳優の登竜門として位置づけられ、オダギリジョーや菅田将暉、福士蒼汰など今となっては名だたる俳優陣は輩出してきています。

仮面ライダーがなぜ若手俳優の登竜門なのか、その理由をご紹介します。

1.撮影や演技の基礎が身に付く

仮面ライダーは平成以降はそのほとんどの作品が4クール(約1年間)と長期間渡ります。

月9などの通常の1時間ドラマが1クール(3か月)であることを考えると、かなり長い期間ですね。

この放送期間が1年間という長い期間の間に、新人の俳優は現場に慣れ、撮影の基礎を作ることができます。

サラリーマンであっても、3カ月ではようやく仕事を覚えて慣れ始めたぐらいではないでしょうか。

この間にアクションはもちろん、人間ドラマや恋愛、はたまたコメディなどたくさんの要素を持つストーリーを演じる経験を積むことができます。

佐藤健さんが今ではアクションや恋愛など様々な役どころを演じられるのも、仮面ライダーで基礎を学んだからと言えば、納得できるのではないでしょうか。

2.特撮特有のメディアミックス

テレビや映画、音楽など複数メディアを通じて展開するビジネスモデルを「メディアミックス」と呼びますが、「仮面ライダー」は特に多くの分野のメディアに展開されています。

放送開始前や本編終了後の劇場版も加えると1年以上も同じ作品の同じ役として、様々なメディアに露出することとなり、新人俳優は多くのファンを獲得することができます。

3.仮面ライダーが主人公の成長を描くストーリー

仮面ライダー、特に平成ライダーのストーリーは、その多くが仮面ライダーである主人公が仲間や敵たちとの戦いを通じて、成長していく物語となっています。

テレビ放送第1回では、まだ拙い演技であった新人俳優も、役の成長に合わせて自分も成長して、上手くなっていきます。

佐藤健さんが主演した「仮面ライダー電王」では、普段はひ弱で気弱ですが、未来から来た「イマジン」に憑依されることで性格を一変させて戦う青年を演じています。

回が進むにつれて、演じ分ける性格も増え、メキメキ向上する演技力は流石としか言いようがありませんね。

佐藤健はなぜ仮面ライダーにもう出ないのか?

「仮面ライダー電王」を1年間演じきった佐藤健さんは、劇場版第3作『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』を最後に、主役を降板しています。

以降「仮面ライダー電王」単独での映画作品はありませんでしたが、ほぼ毎年、仮面ライダーの映画作品や映像コンテンツが世に出ています。しかし、そこでは佐藤健さんの出演はなく、別の俳優に変えて作品が作られました。

なぜ、佐藤健さんは仮面ライダーに出演しなくなってしまったのでしょうか。

原因を調査した結果、佐藤健さん所属事務所と東映の「出演契約期間満了」が原因と判明しました!

巷で言われている、「出演NG」や「何かのトラブル」といったことはないようです。

そもそも「電王」は元々は劇場版第3作を最後に完結するはずの作品でした。

それ以後に放送されたシリーズは佐藤さんの所属事務所にとっても予定外のものだったのです。

所属事務所が契約を延長しなかった理由としては、
「あまりにも長い間ライダーに出演していたら、佐藤健のイメージが固定されてしまう」
ことを嫌ったためということが考えられます。

確かに”仮面ライダーに出ていた”というだけでその肩書は以降の俳優として必ずついて回りそうです。

それが事務所が狙うプロモーションと合致していなかったのでしょう。

佐藤健は最新劇場版には出ない?

現在、仮面ライダーの最新作「仮面ライダージオウ」が放送中です。本作では、奥野壮(18)演じる主人公の常磐ソウゴが、歴代の平成仮面ライダーたちの力を使って戦うという、“平成ライダーの最終作”にふさわしい集大成的な内容となっています。

この「ジオウ」を中心とした平成仮面ライダー最後となる劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」が2018年12月に公開されます。

ここ最近の劇場版仮面ライダーでは、過去シリーズに登場した仮面ライダーが多数出演するストーリーが多く、特にこの「ジオウ」は本編でも過去のライダーを扱っている作品なので、映画での出演者が話題となっています。

またこの映画で、佐藤健さんが出演した「仮面ライダー電王」のオープニング曲を担当したAAAのボーカル・末吉秀太さんと、「仮面ライダー555」のオープニング曲を担当したDA PUMPのISSAさんがスペシャルユニットを組んで主題歌を手がけることが明らかとなっています。

この主題歌と作品のストーリー性から佐藤健さんの出演を熱望する声が、ネットを中心に続出しています。

テレビ誌ライターによると、

「昨年開催された『電王』10周年記念イベントに生電話でサプライズ出演したり、今年1月には『電王』で共演した仮面ライダーゼロノス役の中村優一(30)が佐藤との2ショット写真を公開したりと、佐藤健の“電王愛”アピールがファンを喜ばせている」

「特撮出身の人気俳優がもう珍しくないご時勢ですし、意外に佐藤の『仮面ライダージオウ』出演もあるかもしれない

と佐藤健さんの出演の可能性をコメントしています。

いよいよ佐藤健さんの「仮面ライダー電王」としての出演が現実味を帯びてきたかもしれませんね!

まとめ

佐藤健さんが仮面ライダーにもう出ない理由と、次回の映画作品に出演する可能性についてお届けしました。

若手俳優の登竜門として認められている仮面ライダーに、自身初主演として臨んだ佐藤健さんは「出演契約期間満了」に伴い、現在では出演していませんでしたが、今作では出演の機運が高まりつつあります。

是非、「佐藤健はもう出ない」という定説を打ち破って、出演を果たしてもらいたいですね!

この記事を書いた人

アル
アニメや漫画を愛するサラリーマンです。
特撮、中でも仮面ライダーは平成最初の「クウガ」から見ています。一人で映画館に足を運ぶのはちょっと勇気が足りませんが、家でコツコツ見ています!