浮気をする男性には様々なパターンがあり、モテるタイプの男性が恒常的に浮気をする。
またはこれまでまったく浮気をする気配がなかったのに突然、他の女性の影が見えるなど。
浮気のきっかけは女性との出会いですが、その出会いそのものは時間や場所、年齢、お金、仕事、情報などのあらゆる条件がある一点に集まったときに発生する偶然ともいえます。
これを止めることはもはや運命的な出会いの流れを止めることですから、あらかじめ阻止するのは難しいといえます。
男性の考え方や性格で浮気をしやすいタイプは存在しますが、それ以外の出会いの偶然は、浮気が始まってから対処するしかないでしょう。
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浮気した男性はまた繰り返す?
いわゆる浮気性といわれる男性は確かに存在します。
これは感覚の問題であって、女性にモテるタイプだった男性は結婚してからも自意識が独身時代の感覚とリンクし異性を意識した言動をとる傾向があります。
結婚したからといってすべて女性と関係が持てないわけではない、自分は異性から好かれるタイプという意識が残っているために、チャンスがあれば浮気をしてしまうことに。
浮気をすることに後ろめたさや罪悪感などがあまりなく、結婚が民事上の契約で、浮気はそれに反する契約違反という感覚がない人もいるでしょう。
また、浮気が発覚しても離婚までには至らなかったという人は、そこで浮気をすることの事の重大さをあまり意識せず終わってしまう。
そのため、また出会いのチャンスが訪れると女性と関係を持ってしまうことがあるのです。
探偵事務所でも浮気調査の依頼は膨大な数にのぼりますが、依頼者が奥さんだった場合は「実は今度で2度目」という言葉をよく聞きます。
つまり、探偵に浮気調査を依頼するほどのことというのは、「今度は許さない!」という2回目への怒りからといえるのです。
一方で、これまではごく普通のサラリーマンとして頑張ってきた旦那さんが、あるときから突然生活態度が急変することもあるでしょう。
今まで仕事にまい進してきて、さらに家庭のためにも働き子供も育て上げた。
絵に描いたような真面目なタイプの旦那さんがあるときから女性の影があることをにおわせるようになる。
奥さんは「まさか旦那の年齢で浮気なんて!?」と思うかもしれませんが、こういったタイプの男性でも年齢に関係なく浮気をすることはあるのです。
これは浮気性というタイプではなく、一言でいうなら偶然の出会い、運命的な出会いがあったということ。
旦那さんの社会的な地位、収入、時間的な余裕、子供に手がかからないなどの家庭環境、そこに気持ちを掴む女性が現れ、時間や場所や情報を共有する。
そうなると、これまで無意識の中に押し込まれていた恋愛への気持ちが一気に噴出するように、突発的に浮気に走ってしまうのです。
そして、浮気に火が付くと止まらないのもこのタイプ。
熟年の男性でも20も年の離れた若い女性に心を奪われて、離婚してでもその女性と結婚したいと本気になってしまうのです。
熟年離婚という言葉が流行しましたが、こうした男性の存在がその背景にあったことは確かでしょう。
では、具体的にどんな兆候が見られたら浮気のサインなのでしょうか?男性の普段の生活から浮気の影が表れるような特徴を見ていきましょう。
趣味や嗜好がこれまでとまったく違う方向、またはコロコロと変わる男性
誰でも趣味を持ちそれぞれの嗜好がありますが、夫婦であればそれがどんなものかはハッキリわかっているはずです。
もちろん、仕事仲間の影響や自分の年齢に応じて趣味も嗜好も変化していくことはありますが、その内容が本人のものと一致しているかが大切。
これまでの趣味とはまったく方向性の違うものを好きになり始めたり、そのきっかけがいまいち不明などの場合。
浮気しやすい男性の特徴として、こうした「自分の好きな物や事がコロコロ変わる」ことです。
それに気付いた女性はその後の対応で旦那さんや彼氏の様子を確認しましょう。
重要なポイントは、「その趣味のどこがそんなにオモシロイのか?」「その趣味に対してどれだけの知識を持っているのか」です。
浮気の場合、趣味の変化は浮気相手に対応するために自分の内からの好奇心ではないことが多いのです。
そのため、なぜ好きなのかをそれとなく聞いても、内容の薄い回答しか返ってきません。
内側から出る好奇心はその人を突き動かすため、好きである理由などがきちんと出てくるでしょう。
趣味がコロコロ変わる男性も、浮気相手に合わせているため、あらゆる女性の好みに対応できるといえます。
聞いてもいないのに自分から不必要な会話をしてくる
男性と女性では、女性のほうが会話の量も多く細かいことに多弁であるといわれています。
男性はどちらかというとおおざっぱで、日常的な会話でも重要なことは話しますが、細かい内容は「話すほどのことでもない」と伏せる傾向があります。
しかし、浮気をしやすい男性の特徴、またはすでに浮気をしている男性は、女性が聞いてもいないことを自分から話すことがあるのです。
これは、無意識に自分の嘘を隠そうとする行為であり、「今日は会社を○○時に出てそれから○○へ行ってきた」「今日は○○さんと会って遅くなったけどそこで○○の話をした」など。
1日の流れをそのまま話すのは、まるで若い女性のような会話の内容ですが、これを男性が自ら聞かれてもいないのに話し出すと要注意です。
その理由としては、仕事を持っている男性の多くは1日の流れなどの些細なことを疲れた状況ですべて話す余裕などないはず。
その状況に反して、自分の行動を細かく報告するような会話は、その行動を弁明する意識の表れといわれています。
独身者でも既婚者でも浮気をしている、もしくはしやすい人の特徴といえるでしょう。
嘘と態度の急変または感情の起伏が激しい
このパターンも探偵事務所で依頼を受ける側としてはよく耳にすることです。
浮気をしやすい人で、かつ男性的な特徴といえますが、嘘を嘘と思わず平然と平常心で言ってのける。
そして、女性に対しての感情の起伏が激しく態度を急変させるタイプ。
最悪の場合はDVに発展するような性格といえますが、これは女性の感情を軽く扱うようなタイプで、優しいときは大きな包容力も見せますが、突然キレ出して手がつけられなくなる。
甘えるような仕草や態度を見せるときもあれば、些細なことで怒りだすなど。
女性の感情を見ずに、自分の支配下に置きたいという欲求が強いため、特定の女性の心理を掴んだと思ったら飽きてまた別の女性に移っていく。
嘘をまるで真実のように断言してしまう場合もその傾向がみられます。
探偵事務所にはさまざまな案件が寄せられてきますが、特に若い男性に見られる傾向で、年上の女性などがこの男性にひっかかりやすいようです。
いわゆる悪徳業者や結婚詐欺師などもこうした人格が特徴的といえるでしょう。
テレビの特番などでも目にしますが、結婚詐欺師が女性に対して甘え上手な一面を持ちながら、お金や結婚の話になるとまるで人格が変わったように怒りだす。
その話が終わるとまた急に優しくなり、甘えるような態度になって恋人としての関係を続ける。
典型的な浮気男の特徴ともいえるので、こうしたタイプには注意が必要といえるかもしれません。